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2003年9月18日 4集

01. 黄昏の門
02. バカになりたい詩人
03. 関係
04. 眠たくて
05. 愛してるから
06. 愛が怖い
07. コッスニ(花スニ)
08. コパ(空腹)
09. バカみたいな微笑み
10. BOI & GIRL
03. 関係
何とかお願いだから 話をちょっと聴いて
なにが 私に申し訳なかったことか
昨日まで私を懐に抱いて 愛を囁いたじゃないの
愛の芽を開かせておいて 別れを教えたあなた
永遠と思ったけど あなたを信じた私がバカだったの
※熱く燃えた私たちの愛が (いつしか)冷めてしまったけど
私が愛したあなたが 私をツラくさせるのね
今日が最後なら 私をもう一度抱いて
あなたの熱い眼差し あなたの震える手
(記憶の)奥深く仕舞っておくわ
愛が本当にこんなものなら (愛なんて)二度としないわ
愛するのに なぜ別れるのか 正直理解することはできないわ
※繰り返し
私を女にしたあなた あなたを本当に愛したわ
多分誰かと出逢って その彼と愛し合う時も あなたが懐かしくなるわ
こんな夜が更けると あなたがとても懐かしくて
04. 眠たくて
※寝たくて 眠たくて 寝たくて 眠たくて
目がくらむようで 寝るよ 目がくらむようで 寝るよ
することも 1つもなくて
私を訪ねて来ることも 1度もなくて
家に行っても 悪口だけ聞いて
行くところがなくて
目障りで致死しても
目を開いては見られないよ
だから寝たくて
※繰り返し
昨日はむやみに街を歩いて
コイン1つ拾った
これで何をするか悩んで
宝くじ1枚買ったが
1等に当選して とても嬉しくて
びっくりして破ってみたら
夢だったよ 夢だったよ
夢でも気分がいい
その瞬間 本当に幸せだった
私が生きていると感じられた
ところが目を開けば 再びつらい現実が
だから寝たくて
※繰り返し
07. コッスニ(花スニ)
愛を受ければ パッと咲いて
でなければ死んでしまう
一輪の花のように
私の境遇も あまりにも可哀相ね
私は純潔なフリージア
官能的なジャスミン
熱烈な愛の葵を待っていて
※朝には あまりにも純潔な百合(ユリ)
昼には 志ある竹
夕には 少し揺れる葦
夜には 崩れる野バラ
沈黙を守るラベンダー
私に返事して
熱烈な愛のバラの花が
私を尋ねて来ると
いつまで待たなければならないの
芭蕉のような愛
お願いだから 私に触るなという
鳳仙花が嫌い
※繰り返し
ダーリン ダーリン ダーリン ダーリン
ダーリン ダーリン ダーリン ダーリン baby
ダーリン ダーリン ダーリン ダーリン
誰が 誰が 誰が 誰が
私をお願い お願いだから愛してよ
美しい花スニ
※繰り返し×2
【Bugsのライナーノーツ訳】
歌手WAXが1年余りで期待以上の感動を約束して4集アルバムと共に私たちの傍に帰ってきた。来る18日発売されるWAXの新しいアルバムは、これまでWAXを切なく待ち望んだ多くのファンと、活気を失ったアルバム市場の喉の渇きを一度に満たしてくれる予定だ。
中国でオールロケ撮影したクァン・ジリム、キム・ヨンホ主演のミュージックビデオがすでに一度話題になったこともあって、WAXの新しいアルバムに対する期待感は現在大きくなるだけ大きくなった状態だ。
全てのジャンルが消化可能な実力派歌手WAXのアルバムは、聞けば聞くほどより一層深く陥る魔力を持っている。絶版になった1集アルバムを最近再発売しなければならないほどWAXのアルバムは所蔵価値があるということが証明された(※当時、韓国のCDは初動枚数が売り切れると増刷することなく廃盤になった)。
特に不法複製、MP3などで史上最悪の状態を迎えているアルバム業界では、涙が出るほど嬉しいことだった。従ってWAXの新しいアルバム発売は「発売」に意義を置く次元をはるかに越えることだ。今後のアルバム市場の方向と活路を模索する一つの契機になる重要な「事件」と見られる。「歌さえ良ければなぜCDを買わないか」と反問するネチズンに明快な解答を提示してくれる時が来たのだ。
このような判断はWAXのアルバムが持っている途方もない購買力に基づいている。1集25万枚、2集80万枚、3集60万枚という女性歌手としては空前絶後な販売量を記録し、現在もアルバムが販売されていることを勘案するならば、WAXは名実共に我が国最高の女性ミリオンセラー歌手だ。
特に最悪の不況を迎えているアルバム市場を勘案するならば、これはより一層途方もない販売量だと見ることができる。今回の4集が発売されれば、デビューアルバムから最新アルバムまで、一人の歌手の全てのアルバムが売り場で同時に販売される滅多に見ない現象が現れることになる。WAX側は4集アルバムを渾身の力を出して製作しただけに、低迷したアルバム市場に活力を与えることができると楽観している。
今回のアルバムは歌手WAXの全てのものを含んでいる「決定版」と言っても過言ではない。シャンソンの雰囲気のジャズ、バラード、ニューウェーブ、ロック、スローロック、ジャズファンキーなどあらゆるジャンルを同時に味わうことができる。あえて変化を試みなくても安定したアルバム購買層を持っているWAXとしては冒険をするわけだ。全く一緒のコンセプト、全く一緒のジャンルに留まらないためにコリキムなしで果敢に新しい挑戦を試みた。
タイトル曲は既存のバラード曲と差別化したシャンソン風のジャズ曲『関係』だ。年齢関係なしに多様なファン層を確保しているWAXは、それだけ多様なジャンルの曲を披露することができる。訴える力濃厚なWAXの声は、人々の胸に食い込んで、今秋の大韓民国をジャズ熱風に追い詰めるだろうと予想される。
美しいバラード曲『バカになりたい詩人』、『愛してるから』は叙情的な歌詞とメロディで感受性を刺激する。『黄昏の門』は色々な世代が一緒に共感できる歌詞に涙がにじむ。『花スニ』は花言葉を主題にした機転が利いた曲で、ジャズファンキーの真髄を感じることができる。『眠たくて』ではWAXの新しい唱法を鑑賞できて、リメイク曲『バカみたいな微笑み』は原曲とは明確に違うように編曲されて、一風変わった雰囲気を満喫することができる。
WAXのアルバムには1人の女性が経験する「愛の物語」が叙事的に入れられている。1集では愛が始まる感情を表現する。『オッパ』を見る時ごとにときめく心を歌で告白した。2集では別れの痛みを含んでいる。別れに胸が痛く『化粧を直して』去った愛を待つ。3集ではその人のために『お願いね』と叫ぶ。私でない他の人と幸せなことを望む心からだ。
ところが懐かしい心だけは仕方ない。4集でWAXは去った愛に対する「懐かしさ」を歌う。タイトル曲『関係』は、愛する人と別れた女性の切ない懐かしさを表現した。数多くの女性がWAXの歌を最も好んで歓呼する理由が正にココにある。愛して、別れて、懐かしさを経験する女性の心を誰よりよく表現しているためだ。
1年余の準備期間でWAX側はますます悪化しているアルバム業界の現実を見守って残念さを禁じ得なかった。なおさらより一層作業にまい進してアルバム市場に力になれるように最善を尽くした。その結果一層成熟した姿で戻って来たWAXから、私たちは一縷の希望を見られることになったのだ。
「歌手」の定義が何なのかこんがらかるこの頃、WAXは本当に「歌手」とは何なのかを新たに教える。不況を打開するほどの歌手WAXが私たちの希望に位置すると信じて疑わない。